楽園へ還りましょう

さてさて、今日は中野まで楽園へ行ってきました。よってレポ。
曲順はいくつか入れ違ってるのがあるかもしれません。

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会場に着いたのが16時半頃。
開場が17時なのでそれまで適度にうろつくことに。
すでに会場前は結構な人でごった返していました。さくらんぼ髪飾りの人とかも発見。
開場が結構遅れ、結局席に着けたのは17時半過ぎでした。
2階席だったので、結構ステージまでは距離があったのですが、
舞台はちゃんと見渡せ、見下ろし角が45度くらいあったのでなかなか迫力でした。

 ・エルの肖像
最初、スクリーンに草原の風景が浮かび、風の音が流れる。
なんぞいな、と思ったのもつかの間、スクリーンには肖像が浮かび上がり、
その向こうにはライトアップされたあらまり氏が!
「白い結晶の宝石は〜」の歌声と同時に、移り変わっていくスクリーンの風景。
誕生日に〜のタイミングで幕が開き、一転するライトと同時にギター片手のRevo氏が!
もうこの辺でノックアウト、目の前が夢のようでしたね。

 ・笛吹男とパレード
暗いステージの中で、照らし出されるフルート奏者。
ソロで奏でられるメロディ、最初は「?」だったモノの、やがて旋律は例の笛の音へ。
「来る者は拒まないが去る者は決して許さない!」
じまんぐキター!会場騒然。仮面の男に扮して客席を練り歩くじまんぐ
途中、客の一人が仮面の男に恫喝され連れ去られるシーンがあったのだが、
何かトラブルがあったのか、ただの演出だったのか。
残念ながら、二階席からでは詳しくは見えなかったです。

 ・エルの天秤
ウワサの天秤。最初の殺人強盗窃盗密売のとこ、
仮面じまんぐカップルに扮した役者さんを殴り倒すシーンがあって燃えた。
あと、舞台に天秤がおいてあって、金袋を置くシーンなんかも。妙に芸が細かい。
あらまり氏は花嫁姿で登場。仮面の男に連れ戻されたあと、
結婚式よろしく階段から現れ、途中で消える辺りはもうお約束の域。
個人的には、生じまんぐの「残念だったねぇ」が聞けただけで発狂モノ。
最後は例によって花嫁あらまり氏に刺されてました。

 ・魔女とラフレンツェ
スクリーンにスライドが現れ、絵本をめくる形式で話が展開。
絵本の絵は全て書き下ろしのようでした(!)yokoyan氏すげえ。
あらまり氏は最初、黒頭巾の老婆で登場。歌がラフレンツェのパートになるや、
頭巾をリバーシブルして赤い頭巾のラフレンツェに早変わり。
途中、スモークの中から亡者役の人が湧いて(!)出たのにはびっくりです。
revo氏は竪琴弾きのオルフェウスとして登場。竪琴も弾けるのか!
じまんぐは、前曲で刺されたから(?)出てきませんでした(って、もともと出てない)

 ・Baroque
スクリーンには、雨と鳴り響く雷鳴。雷神の右腕とか思った阿呆は私です。
例によって修道女姿で出てくるあらまり氏。と横でバリバリ弾くrevo氏。
最初全然声が聞こえず、これは何かの演出か!と思ったら、単にマイクトラブルでした。
石段を落ちるシーンでは生首(!)が登場。が、遠すぎてよく解りませんでした。萎え。
「私が赦そう!」で十字架と主に浮かび上がるじまんぐに燃え。

 ・弦楽四重奏「ABYSS」
ここでいきなり、会場ブザーが鳴り「続きましては、弦楽四重奏ABYSS」とか、
大まじめな会場アナウンスが流れる。
「指揮は、人殺しソング界の貴公子 Revo」とか紹介されてて、ちぐはぐでいい感じ。
曲自体は、side-Aメインテーマとトラック44のアレンジみたいな感じ。
やっぱ、生の弦楽器はいいっすね。

 ・エルの楽園[Side-A]
そのままの流れで、楽園Aが開始。あらまり氏はエルの扮装で登場です。
最初のエルの掛け合いのシーン、あらまり氏が小鳥のぬいぐるみを片手に
しゃべってたのが印象的。どこに持ってたんだろう。と言うか欲しい。

 ・Ark
そろそろ興奮も収まってきたか、と言うところで泡の水音とオルゴール音。
スクリーンには牢獄が映し出され、いよいよ真打、Arkが登場。
「Arkを与えよう」のところで、ステージ上方から釣り下げられてくる銀色のナイフ。
被験体らしき服を纏ったあらまり氏は、それを片手に「兄」の元へと…
「被験体1096…」のところでは、スクリーンにレポート調に顔が映し出され、
「妹」のあらまり氏と「兄」のじまんぐじまんぐだったのか、兄!
ギターソロは、revo氏がやたらハイに弾きまくってました。いいなぁ。

 ・Yield
笛吹と同じく、長めのイントロからスタート。あらまり氏はタンバリン片手の村娘。
revo氏はバグパイプを小脇に抱え、牧歌曲全開。
ステージのほぼ全員が手拍子をあわせ、観客もほぼ全員がノリノリで手拍子してました。
生首は出てこなかったので残念。あと仮面の男も。

 ・Sacrifice
あらまり氏は引き続きそのままの衣装で。
仕立て屋の若女将VS妹のシーンが影絵で映し出され、そこに飛びかかるあらまり氏。
その後、処刑台に磔られ、真赤なライトに照らされながら「等しく灰に還るがいい!」 
もうなんかイロイロと最高。感情移入しまくり。

 ・StarDust
Yield同様、ちょっと長めのソロイントロから一転、ミラーボール輝く星屑の世界へ。
この歌い出しとハミングを生で聞こうものならそれはもう一発KOですよ。
真赤な洋服、真赤な洋靴、真赤な口紅、真赤な薔薇なあらまり氏は、
手にした薔薇を観客に配って回ってました。
途中、Revo氏がお揃いの白い服を着て登場し、それに反応するあらまり氏。
Revo氏が妙なリアクションを取ったもんだから、会場から笑い声が漏る。
そして「何故なのよぉー!」ウワサ通り、通常の3倍は絶叫してました。満足。

 ・エルの楽園[side-E]
再びエル登場。ステージ中央に忽然と立つ仮面じまんぐ
で、そのまま倒れる。その後、エルに起こされるまで放置。
しかも、起きたときにはカツラがずれていた(!)
曲が終わったあとも、暗い舞台に一人たたずんだ後、
例の笑い声を残して退場していきました。まさにじまんぐ独壇場。

 ・MC
ここでいったん曲は途切れ、ぴこまりなあらまり氏によるご挨拶とメンバー紹介。
Revo氏はここで初めて声を聞きました。
最後にじまんぐが登場。あらまり氏が、何か一言、と聞いたのだが…(つづく)

 ・じまんぐの世界
ここでじまんぐの一声
「荒れ果てた野を、一人のじまんぐが行く」
会場、爆笑。
最初は単なる澪音ネタだと思っていたのだが、
そのままこんこんと語りを続けるじまんぐ。これは本気だ。
そのままなだれ込むかのようにイントロ開始。それはまさにじまんぐの世界!
想像して欲しい。澪音の世界をそのままあのじまんぐボイスが歌うのだ。もうタマラン。
あと、ヴァイオリンは生演奏でした。あの高速な音階を。すげぇ。

 ・約束の丘
そのままの流れで、あらまり&じまんぐによる約束の丘がスタート。
生でこれが聞けるとは思わなかった。大満足。

 ・恋人を撃ち墜とした日
最後の最後のアンコール。全気力を振り絞ってこの曲を。
もう、最後の最後までノリノリで、ラストのサビは併せて歌ってしまいました。
名曲中の名曲だし、来るんだろうな〜、と予想はしてましたが、
それでも来るとやはりうれしいですね。

 ・カーテンコール
最後、メンバー全員での挨拶の後、じまんぐが高らかに閉会宣言をして終了。
ラストの退場曲ははやっぱり笛吹男とパレードでした。

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ってことで、レポ終了。もうなんかイロイロと満足でした。